この記事は「 AWS Community Builders - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiita」の25日目の記事です。
はじめに
こんにちは。髙橋 透です。
少し前ですが、今年の3月にAWS Community Buildersに選出されました。それについて特にブログを書けていなかったので、ふりかえりも兼ねて記事を書きます。
AWS Community Buildersとは
AWS Community Builders(以下CBsと呼ぶ)とは、AWSに関する知識や経験を共有し、コミュニティ活動を通じて成長を目指す開発者や技術者を支援するプログラムです。運営はAWS社員が行っています。
要は、アウトプットをたくさんしている人の集まりです。
CBsは毎年1回募集があり、自薦で応募します。以前は年に2回応募があったようですので、現在は狭き門となっています。
CBsの主な特典は以下です。
- CBs専用のSlackワークスペースに招待され、全世界のビルダー達と情報交換ができる
- リリース前のサービス情報を一部公開してもらえることがある(※内容はもちろん口外禁止です)
- re:Inventのチケット割引
- SWAGがもらえる
etc...
CBs専用のSlackワークスペースは非常に活発で、毎日誰かが発言したりアナウンスを流したりしています。何十個ものチャンネルがあり、各チャンネルの参加人数も数百人規模です。(正直、キャッチアップが大変です)
アウトプットに対する意識の変化
CBsになると、アウトプットに対して良い意味での緊張感が生まれます。
CBsのビルダーは、自分の行ったアウトプットをAWS社員に報告するフォームが与えられます。
例えばブログ記事を1つ書いたなら、タイトル・記事概要・記事リンク・閲覧数(概算でOK)をフォームに入力して送信します。ブログ以外にも書籍出版や登壇、そしてOSS貢献などもこのフォームから報告可能です。
報告は義務ではないため、すべてのアウトプットを逐一報告する必要はありません。私は思い出したときに少しずつ報告しています。
私はこの報告フォーム制度が結構良いと感じています。自分の行ったアウトプットをAWS社員のもとに直接届けることができるのは素晴らしいことです。それと同時に、「クオリティの低いアウトプットを見せるわけにはいかない」というプレッシャーも生まれます。
実際に自分のブログ記事にAWS社員の方からリアクションをいただいたことがあります!
https://dev.to/aws-builders/developing-an-app-for-household-management-with-aws-amplify-2nei
応募時に提出したアウトプット
ここまで読んで「CBsになりたい!」と思ってくれた方向けに、自分がCBsに応募した際に提出したアウトプットを載せます。
※CBs応募時に、自分の過去のアウトプットを提示する必要があります。
<登壇>
- ChatGPTとCIパイプラインを利用してドキュメント作成作業を自動化した話 - Speaker Deck
- 結婚式WEB招待状をAWSリソースでサクッと自作した話 - Speaker Deck
- 個人開発はAmplifyでホスティングしよう - Speaker Deck
<ブログ>
- 名もなきエンジニアがAWS Dev Day 2023 Tokyoに登壇するまでの道のり - NRIネットコムBlog
- Amazon QをVSCodeでつかってみた - NRIネットコムBlog
- AWS re:Invent2023の5Kマラソンで体動かしてみた! - NRIネットコムBlog
※3つ目の5K Runの記事は微妙かなと思いましたが、一応AWS関連ではあるので念のため記載しました。
さいごに
CBsになってからの自分の意識の変化についてまとめました。
この記事を読んでCBsに興味を持たれた方は、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか。ちょうど2025年の1月に募集が開始されますよ!
https://aws.amazon.com/jp/developer/community/community-builders/