本記事は
技術書著者Week
3日目の記事です。
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はじめまして。尾澤です。今回が初ブログとなります。
普段はAWSを中心にシステムインフラの開発・運用・保守を担当しております。
技術書著者Week ということで
このブログでは、執筆した書籍について少しご紹介させていただき、
実際に執筆デビューに至る経緯や、執筆してみてどうだったかをお伝えしようと思います。
私が執筆した書籍についてご紹介
おかげさまで、「1日では読みきれないよ」と評判の
「図解 AWSの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる」
がこの度、第3刷刊行と相成りました!
皆様のご愛読に感謝いたします。
私はこちらの書籍で執筆デビューとなりました。
執筆した箇所
おもにネットワークの基本部分やコンテナ部分の箇所について担当しました。
比重的にはコンテナが多かったと感じています。
執筆を振り返って
著者になる前
弊社は今までにも多数の書物を世に放っていました。
なので同じ部署の諸先輩方が既に執筆していたりする環境でした。
「そのうち私も本書いちゃうのかなーハハハー」と思ったりしましたが、
まぁ先のまた先くらいの話にしか捉えていませんでした。
唐突にくるお誘い
いざ、執筆!
担当箇所が決まれば執筆作業に取り掛かります。
執筆時間は基本的に弊社業務とパパ業務終了後でしたので、大体21時以降からの作業が常でした。
執筆作業については人それぞれ得手不得手あるかと思いますので一概には言えませんが、
当時の私はろくすっぽブログ執筆の経験などもなく、
技術知見におけるアウトプットはこの書籍が初めてというレベルでした。
そのため最初の方はかなり苦労しながら執筆した記憶があります。
そして、度々発生する夜泣きアラート対応に対処しつつ、、、という感じです。
世のパパリーマンライター(パパ+サラリーマン+著者)はすごいですね。
ちなみに本書を執筆する際に「グローバルIP」と「パブリックIP」のという言葉の違いについてひと悶着ありました。
こういう言葉って無意識的につかってるよなーというのをひしひしと感じました。
違いが気になる方はググってみてください。
心がけたこと
今回は入門書ということでしたので、
あまり詳細な技術知見を書くのではなく、簡単にわかりやすく書こうということは意識していました。
まぁそんなに簡単ではなかったですが、、、
基礎技術について触れる際は、なるべく誰もがわかるような例え話を交えて書くようにしました。
たとえば、「コンテナ」について説明する際には、
「コンテナと仮想マシン」を「マンションとシェアハウス」に例えて書いてみました。
詳細はぜひ書籍をご覧ください。
いざ、発売!ウッキウキでレビューを見ると。。。
無事に発売までに至りました!
発売したら気になるのはそう、
A○azonレビューですよね。
どんなレビューがつくか楽しみに待っていたところ、、、
書籍の内容について高評価をいただきつつも、
意外にもタイトルに関するレビューが多くつきました。
「たった1日ではちょっと...」「たった1日は無理...」「さすがに1日では...」といったコメントが寄せられていますが
たくさんの方々にタイトルについて言及いただいております。ありがとうございます!!!
ちなみに、本書のタイトルが決まった経緯ですが、
書籍の文字数的には日本人の平均読書速度と照らし合わせると3時間程度で読めるらしく、
そこから「1日でわかる」というタイトルになりました。
今思うと「3時間でわかる」にならなくてよかったなと思いました
著者デビューを終えて
いざやってみると大変ではありましたが、貴重な経験ができたかと思っています。
何か変わった点があるかと言われると、AWSという技術要素に対しての向き合い方は少し変わったかなと思います。
やはり本を出した以上、AWSやってる人なんだなという印象がつくかなと思い、
対外的にも技術力を示すものを増やさねばなと、最近は少しずつAWS認定に挑戦を続けております。
また、新人さんや新規メンバーにAWSの勉強をしてもらうために、
自分が執筆した書籍をドヤ顔で渡すことができるのは著者の醍醐味だなと感じました。
おわりに
タイトルって大事ですね。