西内です。 技術書典17(オフライン開催:2024/11/03、オンライン開催:2024/11/02~2024/11/17)で発表される「AWSの薄い本の合本Vol.01」に共著として参加しました。 第 4 章 の「CloudFormation StackSets でマルチアカウント統制」を書きました。 今回私が担当した箇所の紹介をしていきます。
AWSの薄い本の合本Vol.01の章構成
- 第1章 S3 を安全に使うための 10 の約束(執筆:佐々木拓郎)
- 第2章 Security Hub を最大限活用するためのポイント(執筆:大林優斗)
- 第3章 IAM ベストプラクティスと CDK による効率化ガイド(執筆:志水友輔)
- 第4章 CloudFormation StackSets でマルチアカウント統制(執筆:西内渓太)
- 第5章 1 コンテナで複数プロセスを起動し正常終了させる(執筆:浮田博揮)
- 第6章 マルチステージビルドで学ぶ Docker のイメージ軽量化(執筆:小山ちひろ)
- 第7章 クイズで学ぶ AWS の機能と歴史:厳選「機械学習」編(執筆:小西秀和)
西内が担当したパートの目次
担当したパートの目次は、下記の通りです。
4.1 マルチアカウント統制とは 4.1.1 シングルアカウントによる問題 4.1.2 マルチアカウントという考え方 4.1.3 AWS Orgaizationsによるマルチアカウントの運用 4.2 AWS CloudFormationとは 4.2.1 Infrastructure as Code(IaC)とは何か 4.3 CloudFormationによるマルチアカウント統制を考える 4.3.1 CloudFormationのStackSetsという機能 4.3.2 CloudFormation StackSetsの自動デプロイ機能 4.4 CloudFormationによるアカウント統制 4.4.1 デプロイ方法3選 4.5 まとめ
私が担当した章では、マルチアカウントの概念から入り、IaCの利点やAWS Organizationsについて説明した後、AWS CloudFormation StackSetsによってマルチアカウントへ統制を敷くことの説明をしています。OrganizationsやCloudFormation StackSetsを使われる方は比較的少数派かと思います。しかし、マルチアカウントでAWSを管理すること、また、それらアカウントへ統制を利かせるということはクラウドが普及したこれからの時代に必要になってくることと私は考えています。今はまだ先述のサービスになじみが無い方も、今回の章を読んで時代を先取りしていただければと思います。
著者の紹介ブログ
他の著者も担当したパートの紹介ブログを書いています。 私のパートがそそらなかった方は、ぜひ他の方の執筆内容もご確認ください。
おわりに
今回初めて書籍の執筆というものに携わらせていただきました。自分の日々の成果をアウトプットするのは大変でしたが、やりがいも非常に感じました。また、技術書展の店頭販売にも参加しましたが自分が思っていた以上の方々に手に取っていただきました。次回執筆する機会があれば、今回購入していただいた方々のことを思い浮かべて更に質の高い記事を書けるように頑張りたいと思います。