はじめに
はじめまして。 好きなことは家に引きこもること苦手なことは頭を使うこと入社1年目の高畑です。
IT経験が0の私は今、人生で最も大きな壁にぶつかっています。 それは「IT難しすぎてなにもわからない!!」ということです。
なにもわからない状況でIT業界に来て、いろんな研修を受けて勉強してみたけど、プロジェクトに入るとびっくりするくらいわからないことが多い!それでも入社して9か月、なんとかやっていけているのには、素直に「わかりません」が言えていることが鍵になっていると思っています。
本記事を読んで、新入社員の誰しもがぶつかるであろう壁の一つである「先輩社員に質問しづらい…」「どう聞けばいいのかわからない」という悩みや不安を少しでも解消できれば幸いです。
1. 「わからないことがわからない」
私は、はじめてのことに直面したときや、あまりにも難しい課題にぶちあたったとき全てを投げ出したくなります。投げ出したい気持ちをぐっとこらえて向き合ってみるのはいいものの、なにもわからないし、わからないことがなんなのかもわからなくなります。
そこで、頭を整理するために、私は次のように段階を踏んで理解することからはじめています。
1. なにをすればいいのかわからない
- これがわからなければ、なにもはじまりません。素直に質問してスタートラインに立ちましょう。
2. 文章の意味がわからない
- IT業界には専門用語が多く、解決の前に課題を理解することが難しいことが多々ありました。わからない単語を片っ端から調べて、課題にとりかかりましょう。
3. 課題の解決方法がわからない
- ここで意識することは自分の考えを伝えることです。自分の考えが間違っていたとしても、伝えることでなぜ間違っているのかを一緒に知ることができて一石二鳥です。
4. この解決方法でいいのかがわからない
- 解決方法がわかっても不安はつきものですが、ここまで来てしまえば最終確認なので自信をもって質問できます。
このように疑問点を細分化してあげていくことで、わからないことを明確にすることができ、問題の解決につながります。
2. 「どうやって質問すれば良いかわからない」
質問内容は明確になったけれど、自分より明らかに忙しい先輩に対して、質問するのは気が引けるものです。聞いたら迷惑かもしれないし、自分の成長にもつながらないかもと不安な気持ちを抱えたまま一人で考え込んでしまって気が付いたら時間が経っていた…。新人なら誰しもが通る道だと思います。
そこで、頭より先に口が動いてしまう私のメンタルは、一番下っ端なのだからわからないのはあたりまえ(ドヤ顔)という単細胞理論でした。
後に、先輩方にお話を伺うと「すぐに「わからん!」って言ってくれるのも先輩的にはありがたい」 という意見をいただきました。実際にこのような意見があると思うと質問するのも怖くなくなるのではないでしょうか。
とはいえ、考えずに聞いてばかりだと意味がないので、私は次のプロセスで質問するように心がけていました。
1. 自分で考える(時間を設定する)
- 私の場合は5分くらいに設定し、まずは自分で考えるようにしました。
2. 自分で調べる
いただいた資料に「Ctrl」キー+「F」で検索をかける
Google先生に質問する
3. 潔く質問する
- 頼られて嫌な人はいません。頼れるうちに頼って、不要なプライドは捨てましょう。
4. 解決方法をとにかくブックマーク、自分だけがわかればOKメモの作成
- メモの文法を気にする必要はありません。細かいことを気にせず、後から振り返って自分が理解できることを意識しましょう。
新人にとって一番大切なのは、程よくあきらめることだと思います。わからないまま放置せず、次につなげる意識が大切です。
3. 「質問の伝え方がわからない」
先にも述べたように私は頭より先に口が動いてしまうため、「わからない」と感じたら口に出してしまっていました。単細胞+難しい単語だらけのIT業界、質問内容を言語化することの難しさに直面しました。
この記事を目にして頂いた方の質問が私のように、指示語祭りになってしまう前に、ぜひ試してほしいのが「一度文字に書き起こすこと」です。自分のメモに話し言葉で一度書き出してから質問することで、頭の中が整理されて、意味の分からない日本語を使う可能性が減ります。箇条書きで書いて、頭の中で整理することができればもっと良いのかもしれませんが、私の場合は話し言葉で書きだして脳内シミュレーションを行っています。
テキストベースで質問できるときは、自分で見返すこともできて、言語化に困ることは少ないかもしれません。それでも指示語を使ってしまう私は、質問の該当箇所を強調表示リンクで質問相手に伝えています。
おわりに
いかがだったでしょうか。
新人ならではの悩みを書いてみたのですが 、同じ悩みを抱えている人がいると心なしか安心することがあると思います。私と同じ悩みを抱える方に少しでも勇気を与えることができれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。