本記事は
技術広報Week
5日目の記事です。
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こんにちは、栗田です。最近の悩みは寒すぎて朝起きられないことです。正月太りも解消の気配がありません。困ったもんです。
さて、今回は技術広報チームのメンバーのひとりとして、ブログを書こうと思います。
NRIネットコムBlogでは、定期的にブログイベントを実施しています。毎月特定のテーマを定め、そのテーマに関わるメンバーがテーマに沿った記事を執筆しています。
これまでのイベント経歴
イベント名 | 期間 | 執筆人数 |
---|---|---|
APN AWS Top Engineers/APN Ambassadors Week | 2021/7/1~9 | 7名 |
Advent Calendar 2021 | 2021/12/1~25 | 25名 |
デジマDays | 2022/2/16~18 | 3名 |
Designers Week 2022春 | 2022/4/11~22 | 10名 |
モバイルアプリWeek | 2022/5/16~23 | 6名 |
わた推し~AWSアワードエンジニア編~ | 2022/6/20~30 | 9名 |
技術書著者Week | 2022/7/21~28 | 6名 |
WebアプリWeek | 2022/8/22~26 | 5名 |
マネージャーウィーク | 2022/10/3~12 | 7名 |
GA4 Week | 2022/10/27~11/2 | 5名 |
執筆デビューウィーク~クラウド事業推進部編~ | 2022/11/11~30 | 13名 |
Advent Calendar 2022 | 2022/12/1~25 | 25名 |
技術広報Week | 2023/1/16~22 | 6名 |
のべ127記事(技術広報Week完走時点)がイベントにより執筆されていることになります。 参加してくださった皆様、ありがとうございます。
振り返ってみると、2021年はイベントが7月と12月の2回でしたが、2022年は一気にイベント数が増え、ほぼ毎月の開催となっています。
また、ブログイベントの記事更新は基本的に平日のみとしています。これは会社の運営する技術ブログという特性上、平日のほうがアクセス数が多いためです。(アドベントカレンダーのみ例外として土日も更新しています)
ブログイベントを始めたきっかけ
私はブログが始まった直後の2021年4月に入社し、ブログ運営に携わることになりました。できたてほやほや生まれたばかりのブログを、これからたくさんの人に読んでもらえるブログにするにはどうすればいいか?
まずは、社外だけでなく社内でもブログの認知度を増やすこと。書いてもらうハードルを低くすることです。
立ち上げ初期は書いてくれる方や記事数も少なく、バズった記事があれば注目される、といった程度でした。そこからどうすれば良いか考えていた2021年5月、Japan APN Ambassadors・2021 APN AWS Top Engineersの発表が行われます。NRIネットコムからも7名が認定されました。
この7名にブログを執筆していただければ、会社のアピールにも、個人のアピールにもつながるのでは?
との経緯から、初めてのイベント「APN AWS Top Engineers/APN Ambassadors Week」が開催されました。
そして継続開催へ
2021年の暮れ、「アドベントカレンダーやりたいねー」といった話は進んでいたものの、書いてくれる人を集めるのに苦労しました。アドベントカレンダーは25人必要。運営チームを中心に、ブログ執筆してくれそうな人・興味ありそうな人に片っ端から声をかけ、どうにか25人を集めてイベントを実施したところ、それまでで最高の月間PV数を記録しました。
やはり記事を増やせば、たくさん見てもらえる。
そして2022年は、イベントを継続開催し、さらに執筆者と記事数、そしてPV数を増やしていくこととなったのです。
おかげさまで、2022年12月のアドベントカレンダーイベントでは、2021年のアドベントカレンダーの月間PV数を大幅に超え、過去最高のPV数を記録することができました。2023年も継続してブログイベントを開催予定です。
イベントをやるまでの流れ
記事のレビュー体制については佐々木さん・古田さんの記事にも紹介されているので、本記事ではブログイベント特有の部分について取り上げます。
tech.nri-net.com tech.nri-net.com
テーマを決める
テーマありきのブログイベントなので、まずはイベントのテーマがないと始まりません。月1ペースの開催とすると、年11個はネタが必要です。(12月はアドベントカレンダーを開催) 技術広報チームは週1回定例を実施しており、そこでテーマ案やイベントの準備状況などを共有しています。だいたい2~3か月先まではイベントの内容が決まっています。常にテーマのネタはストックしています。
また、イベントのテーマを決めるにあたり重要視しているのが、「さまざまなジャンルのテーマを設定すること」です。イベントの目的のひとつは執筆してくれる人を増やすことなので、特定のジャンルに偏ってしまうと執筆してくれる人がなかなか増えません。
- 技術やチームにフォーカスする
- 例:モバイルアプリWeek、GA4 Week
- 特定の肩書きやバックグラウンドを持つ方を集める
- 例:APN AWS Top Engineers/APN Ambassadors Week、マネージャーウィーク
- 対象者の多そうなカテゴリをざっくりと決めてから絞り込む
- 例:執筆デビューウィーク~クラウド事業推進部編~
ジャンルとしてはだいたいこの3パターンです。なかには継続開催を見込んで設定しているテーマもあります。
テーマが決まったら、技術広報チームからイベントをリードする主担当をひとり決めます。次に紹介するメンバー決めのとりまとめや募集、メンバーの執筆サポートなどを主に行います。これも特定のメンバーに偏らないよう持ち回りですが、だいたいはテーマの内容に近しいチームや役職を持つメンバーが行います。たとえばマネージャーWeekであればマネージャー業を行っている技術広報チームメンバー、クラウド事業推進部編であればクラウド事業推進部に所属している技術広報チームメンバー、といった具合です。
書いてもらう人を決める
テーマが決まったら、書いてもらうメンバーを決めます。少なくとも3人は集めることとしています。 技術広報チームメンバーが「この人に書いてほしい」と思った方に声をかけることが多いですが、立候補だったり、特定の部署などにお願いする場合は部内でのメンバー募集や推薦などもあります。
メンバーが決まったら次は順番決めです。順番決めに関してはイベントによってさまざまで、
- 先着順で好きな日を選ぶ(順番決め開始日は事前告知)
- 執筆メンバーの希望を聞いて組む
- くじ引き
などのパターンがあります。今回の技術広報Weekはくじ引きで決めました。 ちなみに先着順にした場合、だいたい後半の日程(ただし大トリ除く)から埋まっていきます。
執筆サポートする
無事にメンバーが決まりました。次は、各メンバーがどんな記事を書くか決めて執筆する段階です。 執筆人数を増やすことがブログイベントの目的のひとつでもあるので、ブログを書くのが初めてです!というメンバーもいます。テーマ決めや文章の書き方など、技術広報チームが中心となってサポートをしています。
連日アップできる体制を整える
イベント直前&期間中は毎日記事をアップするので、その分記事のレビュー依頼数も多くなります。Slackチャンネルでピアレビューを実施していますが、依頼がアップ日直前にいくつも来たりすると、レビューに対応しきれません。
そこで、イベント開催時は、「自分のアップ日の2営業日前までにSlackチャンネルに下書きを共有してもらう」ことにしています。 アップ前日をまるっとレビューに使えるようにすれば、技術広報チームのレビューが間に合わず予定日に掲載できない...なんてことも起きなくなり、また執筆者の記事修正にも時間を使うことができます。 レビューと記事掲載の準備(投稿予約など)が完了していない記事のレビュー依頼をチャンネルにピン留めすることで、いまどの記事がレビュー終わっていないかもわかるようにしています。
こうして、ほぼ毎月のブログイベントを運営し、執筆人数と記事数の増加の取り組みを続けています。初期は執筆者が4人でしたが、いまは執筆経験のあるメンバーが100人を超えています。これもブログイベントのおかげです。
おわりに
本記事では、NRIネットコムBlogで開催している「ブログイベント」についてご紹介しました。
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