本記事は
技術広報Week
2日目の記事です。
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こんにちは、廣岡です。
普段の業務ではGoogle アナリティクス(以下、GA)を中心としたGoogle マーケティング プラットフォームの導入・活用支援を行っており、このテックブログでもいくつかGA関連の記事を執筆しています。
https://tech.nri-net.com/archive/author/c-hirooka
私は2021年の10月頃から技術広報活動に参画し、主にブログの分析周りを担当しています。
このブログを分析するにあたっては、以下のようなことを行っています。
- Google アナリティクスとGoogle Search Consoleを用いた計測
- Looker Studio(旧 Google データポータル)でのレポート作成
ブログの計測について
まずブログの計測についてですが、以下のようなデータを取得し技術広報チームで定常的に確認しています。
ページビュー数
- 週間・月間のブログ全体と記事ごとのページビュー数
- 過去期間とのページビュー数の推移比較ユーザー数
- ブログの訪問者数
- 新規ユーザーとリピーターの内訳流入元
流入元別のページビュー数・ユーザー数
流入元の例としては、Google オーガニック検索やはてなブックマークのページ、Twitterなどがあります。検索クエリ
Google オーガニック検索結果からクリック(ブログへのアクセス)につながった検索キーワード
こちらのデータは、Google Search Consoleを用いて取得します。
レポートの作成について
計測したデータの確認には、Looker Studioで作成したレポートを活用しており、レポートは技術広報メンバー以外の社員でも閲覧できるようにしています。
Looker Studioを利用するメリットには以下のようなものがあります。
見栄えの良いレポートが作成できる
グラフや表だけでなくテキストや画像を挿入することもでき、レポートの用途に応じて自由にレイアウトすることができます。 また、テンプレートも準備されているため、そちらを活用してレポートを作成することもできます。簡単な操作でレポート閲覧者がデータを確認できる
必要なデータと設定をレポートにまとめることで、閲覧者が容易にデータにアクセスすることができます。レポートを簡単に共有できる
作成したレポートは権限付与に加え、URLでの共有も可能です。閲覧者は自身でレポートの期間やフィルタ設定を変更し、データを確認することができます。
もちろんGA上でレポートを作成できるため、技術広報チーム内での定常的なデータの確認であればGAでの確認でも良いですが、GAの場合利用ユーザーの管理であったり、普段GAを利用していない人にとっては確認したいデータを表示するまでの操作が難しかったりと、全社的にレポートを共有するにはハードルが高いこともあり、Looker Studioを利用しています。
レポートを全社的に共有する狙いとして、ブログの執筆者が自分の記事に関するデータを見ることで今後の執筆へのモチベーションになったり、その他社員にとってはこのテックブログ自体の周知や執筆の後押しに繋がればいいなと考えています。
最後に
本記事の中で紹介した3つのツールは無料でも利用できるので、ブログに限らずサイトの分析を検討している方はぜひ活用してみてください。
Google アナリティクス
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/Google Search Console
https://search.google.com/search-console/aboutLooker Studio
https://cloud.google.com/looker-studio
また、Google アナリティクス(GA4)については弊社社員が執筆した書籍もよろしければご覧ください。
tech.nri-net.com