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体育会系出身って仕事に役立つの?

結論:役に立ちます。

はじめまして、入社1年目の山田です。

私は小学校から高校まで10年間野球をし、大学の4年間ラクロスをしていました。
また、大学・大学院ではスポーツ科学を学んでいたので、体育会系てんこ盛りの経歴となっております。
(とは言っても強豪チームにいたわけでも、周りより運動能力が特別秀でていたわけでもないので、あまり遠い存在に思わないでほしいです。)

ITの経験は、学生時代に少しだけプログラミングをしていたくらいで、ほぼ未経験で入社しています。
そんな私でも、今のところ業務に食らいつけている、これからも食らいつけていけそうだと思っています。
(上司の方がどう思っているのか分かりませんが…)

こう思えるのは部活動をしていて身に付いていたことがたくさんあるからだと思っています。
中でも特に役立っているなと思うことについて3つ挙げたいと思います。
これらは体育会系出身じゃないと身に付かないことではなく、また、体育会系出身だからと言って身に付いているわけでもありません。
あくまで、自分自身が役に立っているなと感じていることについて書いていこうと思います。

体育会系に限らず学生さんがちょっとでも社会人としてやっていけそうだと思えたり、未経験に限らずIT業界に飛び込もうとしている就活中の学生さんたちに少しでも参考になれば幸いですし、もう既に社会人の方にも役立つ情報があれば幸いです。

1. 失敗することに慣れている

スポーツには失敗がつきものです。
これまで何年もスポーツをしてきた中で、
「失敗をどう生かすのか考えて次の行動に移すというプロセスを何度も繰り返しやってきたこと」が一番の財産になっていると思います。

新しいことに挑戦するときは失敗の連続だと思います。
ほぼIT未経験で入社してからの日々は新しいことばかりで、これまでもたくさん失敗してきました。
プログラミングの研修で演習問題が全然解けなかったり、
頼まれていたタスクを期限内に終わらせられなかったり、
資格試験に落ちたりと挙げたらキリがありません。
でも大事なのは失敗しても目をそらさずに、その失敗をどう生かすか考えて行動に移すことで、それはスポーツも仕事も同じだと思ってます。
もちろん最初から失敗するつもりはないですし、失敗しないほうがかっこいいので、失敗したくはありません。
ですが、私は最初から何でもできるスーパーマンではないので、失敗をしても無駄にせず次に生かすという気持ちはこれからも持ち続けていきたいと思います。
(いくら失敗に慣れているとはいえ、失敗した時には慰めていただけると助かります。)

2. 早起きに慣れている

部活動をしていると練習や大会のために早起きすることが多々あると思います。
私自身ラクロスをしていた頃は5:30に起きて朝練に行ったりしていました。
学生時代に早起きしていると、出社時間に間に合うように起きることがかなり楽に感じると思うので、部活動などで早起きされている学生の皆さん、今は辛いかもしれませんが頑張ってください(笑)

逆に、もし入社前の最後の学生生活を謳歌しようとして生活習慣が乱れている方がいらっしゃったら、少しでもいいので生活リズムを整えておいたほうが後で楽かもしれません。
とは言っても遅寝遅起きの楽しさもあると思うのでお好きなようにしてもらえればと思います。

ここで、私が思う早起きのメリットをいくつか書いてみようと思います。

  • やりたいことを時間を決めて行える
  • 電車が空いている(個人的一押しポイント)
  • ジムも空いている
  • 寝坊したり遅刻しづらくなる
  • 体調を崩しにくくなる
  • 頭が働いている状態で仕事を始めやすい

帰ってから何かしたいことがあっても仕事で疲れていたり、飲み会などの予定が入ったりして
結局できずに寝てしまったという経験が誰しもあるのではないでしょうか。
(私も帰ってから資格の勉強しようと思っていたけど全然できなかったことが何度もありました。)
「朝活」という言葉がありますが、夜に比べて朝の方が自分でコントロールしやすい時間帯ですので、有意義に使っていきたいですね。

「朝活しようと思っても早く起きれなかったら意味ないじゃん」と思ったあなた、四の五の言わずに起きてください。
冗談です。体育会系のよくない部分が出ました。
睡眠時間の確保を最優先にしましょう。

3. 運動習慣がある

社会人のみなさん(もしかしたら学生のみなさんも)、最近運動不足だなと感じている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
特にデスクワークが中心だと能動的に身体を動かさない限り運動不足になってしまうと思います。
実際にデスクワークをしてみて、ずっと同じ姿勢でPCやモニターを見続けることは身体的にも精神的にもストレスがかかっていているなと感じています。
私はこのような身体的・精神的ストレスを和らげるために、(+美味しい食べ物を我慢せずたくさん食べても太らないように)普段から運動するようにしています。
体育会系出身だと元々運動習慣があったり、運動することへのハードルが低かったりするのではないでしょうか。
もし運動部で活動しながら就活をしている方がいれば、部活を引退してからも運動する習慣は継続しておくといいかなと思います。

運動不足だなと感じている方に向けて
参考になるか分かりませんが、運動習慣をつけるには他人と比べず自分のペースでやることが大事だと思っています。
運動はスポーツと違って誰かと競っているわけではないので、
無理に重たい重量でトレーニングしたり、息が上がるほど疲弊するまでランニングしたりする必要はありません。
身体を動かすことでストレス解消につながったり、凝り固まった筋肉がほぐれたり、夜スムーズに寝れるようになったりすればそれだけで十分価値があると思っています。
比較するのであれば過去の自分ですかね。クサいこと言ってすみません。蓋しておきます。

さいごに

いかがだったでしょうか。
3つ挙げてみましたが、どれも特別なことではなく、体育会系出身ではなくとも習慣として身に付いているという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

『入社1年目の教科書 | 岩瀬大輔』という本に「ビジネスマンはアスリート」という節があります。
入社前に読んだときは「ふーん、そうなんだ」くらいの認識でしたが、実際に働いてみると部活動をしていたころとの共通点がたくさんありました。
体育会系出身の強みは他にもまだまだあると思うので、働いていて感じたことがあればまた紹介できればなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

執筆者:山田駿斗 システムエンジニア。MLB観戦に行きたい。