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育休明け前に夫婦でしておいたほうがいいこと

本記事は  育休経験談ウィーク  4日目の記事です。
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Webディレクターの三井です。
育休明け、職場復帰までにしておくことで検索すると色んな情報が出てきますよね。
ファミサポの登録…、病児保育の登録、などなど。
それはそう。確かにそうなんですが、 実は外部サービスって登録をしておいても利用を始めるのにいろんな壁がありますよね。 ファミサポの方との事前ご挨拶や、病児保育に預けるための荷物準備など。
外注を検討する前にまずは内部リソースの最適化からはじませんか?
ということで育休明け前に夫婦でしておいたほうがいいことについて書いていきます!
※ファミリーサポートセンター

タスク分担はとにかく明確にしよう。

職場復帰前に共働きに戻った後のタスク分担を夫婦で話し合いましょう。
タスク分担は毎日 ・ 週1 ・ 月1ぐらいの頻度別に分けてなるべく細かく洗い出したほうがいいです。
オムツに名前を書くだけでなく、オムツを捨てるビニール袋にも名前を書くなど。
具体的に洗い出せば洗い出すほど共働き後の生活をイメージしやすくなります。

また、タスク分担はそのタスクにかかる時間で担当を割り振っていったほうがうまくいくことが多いです。タスクの好き嫌い ・ 得意苦手 ・ 「ママがいい」などを加味してタスクを割り振っているとろくなことになりません。
例えば我が家の場合だと、寝かしつけ(約40分)をしない方が夜の皿洗い(20分)・洗濯(20分)をするルールにしていますが公平性があるため結構うまくいっています。

また見落としがちなのが、幼稚園 or 保育園の写真購入タスク。
顔認識検索機能があれば問題ありませんが、ない場合は何百枚もある写真の中から我が子を探す必要がでてきます。まさに苦行です。
私が購入する際には顔認識検索機能を使って大体30分ぐらいで写真の厳選まで終わらせますが夫は2時間ぐらいかけて目視で確認し、我が子の後ろ姿が写っている写真まで洗い出します。
その後1時間かけて写真の厳選をしているので合計3時間かかるというわけです。
なんて恐ろしいタスクでしょう。
こういったタスクこそ分担し片方にばかり負担がいかないようにしたいですね。

会話は正確に。ミスコミュニケーションを防ぐ。

パートナーに聞いてみてください。
今日何時に帰ってくる?」と。
そこで「そろそろ会社でるよ」と連絡が来る場合は黄色信号です。
あなたのパートナーは正確に質問を理解していない恐れがあります。

共働きで育児をしている場合、時間の感覚ってかなりシビアになりますよね。
今ならまだスーパーがあいてるからオムツを買ってきてもらえるかも。
できたら帰ってくるまでに寝かしつけがしたい。などなど。
そんな分単位でタスクをこなしている中で質問に対してまともなアンサーを返してこない人間は戦場において足手まとい以外の何ものでもありません。

ごめんけど私は何時に帰ってくるのか聞いてるの。何時何分何秒、地球が何回まわったとき?」と小学生並みにしつこくコミュニケーションをとりましょう。
職場に復帰して共働きに戻ると、 「えっ、今日お迎え行けないって言ってたからわざわざ残業やめて帰ってきたのに結局お迎え行けてるじゃん」のようなすれ違いが年100回ほど発生します。
そのすれ違いを99回に減らすためにも、夫婦間のコミュニケーションはこれでもかというぐらい密にとっていきましょう。

夫婦でデートしよう。

慣らし保育の最終日とかに1~2時間でもいいので夫婦だけでランチにでも行ってこれからのことを話し合ってみましょう。
「お互い忙しくても寝かしつけの前には毎日絵本を読んであげたいよね」
「疲れちゃった日には近くのファミレスでご飯済ませちゃってもいいね」などなど。
共働きをしながらの育児。子供への愛情は無限でも時間は有限です。
何なら妥協できて、何を譲れないのか。夫婦で認識合わせをしておきましょう。

最後に

外部サービスも勿論じゃんじゃん使っていきましょう。
でもいざというとき頼りになるのは毎日一緒に育児をしているパートナーになるかと思います。
皆さんが育休明けに良いスタートをきれますように。
それでは素敵な共働きライフを!

執筆者:三井麻美(Webディレクター)