こんにちは、佐々木です。
直前のブログ告知で恐縮なのですが、明日(2024/12/18)の12時にWebinarで登壇します。
テーマはマルチアカウント管理の始め方ということで、AWS Organizationsを導入したいけど様々な制約で困っている人向けです。
解決したい問題
解決したい問題は、ズバリこれです。
AWSのアカウントが、自社や請求代行、あるいはシステムを構築したシステムインテグレーターなど管理主体がバラバラのケースです。
これまで、AWS Organizationsに関するセミナーを多数開催してきました。その中で頂いたフィードバックとして多いのが、「うちは請求代行をつかっているから、Organizations使えないのが残念」という言葉です。
この言葉が結構悲しいので、下記の2つのケースを解決するために、Webinarで解説します。
- AWS Organizationsに移行するのは難しくはない
- 請求代行経由でも、AWS Organizationsを利用できる(ケースもある)
Webinarで話すこと
AWS Organizationsへの移行
既存でAWSを利用している場合は、かならずどこかに請求アカウントが存在しています。ご利用のアカウント自体が請求アカウントを兼ねている場合もあれば、他のOrganizationsに属していてその請求(マネジメント)アカウントに紐づいている場合もあります。あるいは、AWSアカウントの所有形態として、自社所有・他社所有の2つのパターンがあります。それぞれのケースごとに、どうやって移管すればよいのかを説明します。
すでに請求代行を使っていて、AWS Organizationsを利用できない
このテーマに興味をもつ方で一番多いのは、既に請求代行を利用していてAWS Organizationsを利用できないといったケースではないでしょうか。実際、私もそういう声を直接聞くことが多いです。これは、ご利用されている請求代行のサービス次第ですが、よくよく調べてみるとAWS Organizationsが利用可能なプランも最近では出てきています。このあたりのお話もする予定です。
※もちろんNRIネットコムのプランは、AWS Organizationsを利用可能です。
その他、気になること
AWS Organizationsに興味がある人は、次のようなことにも疑問を持つのではないでしょうか?下記のようなこともまとめて解説します。
- 既存のシステムに影響ないのか?
- AWSサポートの利用形態(直接AWSサポートを利用できるのか? エンタープライズサポートのTAMはどうなるのか?)
- AWSアカウントの発行方法は?
- AWS Cost and Usage Reportは利用できるのか?
- 割引オプションの共有はできるのか?
- 使用可能なAWS Organizationsとの連携サービスは?(AWS Control Tower、AWS IAM Identity Center、AWS Firewall Manager、SCPなどなど)
まとめ
セミナーなので、NRIネットコムのサービスも紹介させていただきます。一方で、たとえNRIネットコムのサービスを利用しなくても、現状で困っている人がいれば解決のヒントになるようなセミナーにしたいと思っています。AWS Organizationsは、非常によいサービスです。長年AWSを使っていて、困っていた部分が段階的に解決していってくれています。ある一定規模以上でAWSを利用する場合は、かならず自社組織用のOrganizationsを作る必要があると思っています。そこの第一歩をお手伝いできれば幸いです。
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