
こんにちは、UI/UXデザイナーの東影です。
NRIネットコムで様々な会社のUI/UXの検討・デザイン制作をしたり、HTMLのレビューなど、コンテンツ制作の領域で幅広い業務を担当しています。
そんな私を含む、デザイナー2名で執筆したデザイン本が、4/23にSBクリエイティブ社から発刊となります。
『UIデザインのアイデア帳 アプリ・Web制作の現場で使える 基本+実践ノウハウ83』 というタイトルの通り、アプリやWeb制作に使えるTIPSを沢山詰め込んだ一冊です。
この本は
- UIデザインをこれから学ぼうとしている人
- UIデザインのクオリティを上げたい、引き出しを増やしたい人
- アプリ・Web開発に関わる担当者やエンジニア
に特に読んでいただきたい本です。
デザイナーだけでなく、UIデザインに関わる人を広く対象としています。 本をパラパラとめくることで、デザインのアイデア出しやブラッシュアップに役立つ情報が得られる本を目指しました。
発売にあたり、執筆者として本書について詳しく紹介します!
ビフォーアフター形式で改善点が分かる
ノウハウの多くはビフォーアフター形式で解説しています。 良いUIへの改善ポイントがひと目でわかるようにしました。
ほぼすべてのページにリアルな画面キャプチャがありますので、 修正イメージを具体的に理解できると思います。

40種類のUIパーツ、コンポーネントを解説
「ボタン」「ツールチップ」など、画面に使うUIパーツを詳細に解説しています。 それぞれのパーツの基本的な使いどころ、注意点、ポイントをパーツ視点で理解できます。

レイアウトやビジュアルのアイデア収集に
グランドデザインの章では、アプリごとにビジュアル面で注意すべきポイントを整理しています。
この書籍のために作成したオリジナルのアプリの画面が書籍全体に散りばめてありますので、アプリの見た目で悩んでいるときにも参考になると思います。

デザイナーは説明の材料に、アプリ開発者はコミュニケーションに活用できる
本書に記載しているノウハウは、なぜそのほうが良いのかを丁寧に記述したつもりです。 デザイナーはクライアントや開発メンバーに自身のデザインを説明する場面が多々あると思いますが、 そのときに説得力を持たせるために、ぜひ本書を活用してください。
また本書は、アプリやWeb制作を担当する「デザイナー」はもちろん、 「アプリ開発者」にもおすすめできます。 デザイナーとのやり取りでデザイナーが意識するポイントを理解できたり、 プロジェクトで共通の認識を持つことにも役立ちます。

まとめ
私は技術書を執筆するのは今回がはじめてのチャレンジでした。
日々の業務で、どうすれば使いやすくできるか、どうすれば開発しやすくデザインを管理できるか、悩みながらWebアプリ制作に取り組んでいますが、その中で得た考え方や知識を今回しっかり体系化できたと思います。
ほぼ全ページに画面キャプチャが必要で、架空のアプリケーションの作成が本当に本当に大変でしたが・・・・・・しっかりリアリティのある内容にできたと思います。
この本が多くのデザイナーや開発者の手助けになると嬉しいです。
書店で見かけましたら、ぜひお手にとってみてください!

