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AWS re:invent2023でセルフのゲーム尽くしDayしてみた

はじめに

こんにちは、はじめましてNTシステム事業二部の花田です。

ブログ執筆を渋っていたため去年の話になってしまいますが、ありがたいことにAWS re:Invent2023に初参加させていただきました。ただ普段はアプリケーション開発・運用のお仕事をしており、AWSサービスに詳しいわけではないのでどのように過ごすか難しかったです。特にセッション選びにかなり悩みましたが、知ってる企業がどのようにAWSを活用しているのかを聞く!というテーマを決めてからはさくさく選ぶことができました。その結果、同日にゲーム企業のセッションを3連チャンで聴講することになり、セルフゲーム尽くしDay(?)ができあがったのでご紹介します。

1社目 : Nintendo Systems

GAM306 | Modernization of Nintendo eShop: Microservice and platform engineering

引用元:https://youtu.be/grdawJ3icdA?si=EeH3EAfom5munytV

概要

Nintendo eShop is a web-based ecommerce service where you can browse and purchase digital software from Nintendo Switch and other Nintendo platforms. As the digital business continues to grow, it is essential for Nintendo Systems to modernize the service’s system to improve agility and go-to-market speed. In this session, hear from Nintendo Systems about the decision and the process of decoupling their monolithic application into microservice-based architecture, and hear how they mitigate the pain points of microservice through platform engineering. Discover how Nintendo Systems develops a platform for autonomous, cross-functional development using the AWS infrastructure.

所感

Nintendo Switchを対象としたオンラインストアであるニンテンドーeショップについて、オンプレからAWSへ、さらにマイクロサービス化へという一連の歴史を知ることができました。他にもマイクロサービスとプラットフォームエンジニアリングに関する課題や、社内開発者のチーム編成などなど盛り沢山な内容でした。非常に個人的な感想としては、技術的に興味があるのはもちろんですが任天堂の話が聞きたいという聴講者が多かったように思います。

2社目 : Riot Games

GAM304 | Exiting the data center: A League of Legends and VALORANT story

引用元:https://youtu.be/8nX5bRsAYv0?si=XiOHZxr4fyStYnZ-

概要

Moving hundreds of thousands of players from on-premises data centers to the cloud with minimal downtime requires a unique mix of engineering, planning, and collaboration. In this session, learn how Riot Games, AWS, and Slalom globally migrated League of Legends and VALORANT from the data center to AWS Regions and AWS Local Zones.

所感

Riot Gamesはre:invent初日のKeynoteでも登壇があり、AWSと協力してインフラストラクチャを強化している企業になります。Riot Gamesが提供するオンラインゲームの中でもVALORANTは厳しいレイテンシ要件を持っており、ユーザーにベストなエクスペリエンスを提供するためにオンプレからAWSへクラウド化を推進していったとのことです。移行時はエンドユーザーへの影響をどのように最小限にしたかという点を、登壇者が熱く語ってくれました。Keynoteでもこのセッションでも途中でRiot Gamesのプロモーション動画が再生されましたが、めちゃカッコ良かったです。

3社目 : Epic Games

DAT334 | Improving user experience at Epic Games using Amazon Timestream

引用元:https://youtu.be/atzJdwPdU5I?si=mc70De0j35I5y3P9

概要

Learn how Epic Games uses Amazon Timestream to derive business insights in near-real time to improve player and developer experiences. Epic Games is the company behind Fortnite, one of the world’s most popular video games, and who transformed gaming with Unreal Engine, the 3D creation engine that is now used across industries. Hear how they used Timestream to build a scalable solution for monitoring and deriving insights from the play time of millions of gamers across their catalog of games. Also discover how you can use the latest Timestream enhancements, such as customer-defined partition keys, UNLOAD, and scheduled queries, to derive insights in a performant and cost-effective manner.

所感

FORTNITEなどのオンラインゲームを提供しているEpic Gamesは、EGS(Epic Games Store)で2億3000万を超えるアカウントを抱えており、アクティブユーザーは毎月6800万人に達するとのことです。EGSのゲーム評価(レーティング)システムでは、ゲームをプレイし一定条件をクリアしたランダムなプレイヤーが5段階評価しており、この評価資格を付与するプレイヤーの抽出でどのようにTimestreamを利用しているかを詳しく学ぶ事ができました。私の後ろに座っていた聴講者が、セッションの山場でInteresting...と呟いていたことが印象に残っています。

最後に

3社ともAWSを最大限に利用しており、特にRiot GamesはAWSと密に提携して「プレイヤーに最高の体験を提供する」ことを何度も強調していていました。近年のゲーム市場の競争は激化しており、ユーザーエクスペリエンスではハイレベルな要求があることからクラウドファーストの考えは必須であると感じました。

同日にセッション3つは正直言うとキツかったです。が、馴染みある企業が裏側でどのように日々努力してサービス提供しているかを興味を持って聞くことができ、とてもおもしろかったです! みなさんも気になる企業がre:Inventに登壇していれば、チェックしてみてはいかがでしょうか。