本記事は
AWSアワード受賞者祭り
13日目の記事です。
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はじめに
こんにちは!入社2年目の清水です。
この度、2025 Japan All AWS Certifications Engineers にご選出いただきました。
本記事では、なぜAWS全冠を目指したのか、そして達成して得られたことについてご紹介します!
筆者のスキルセット
私は大学で心理学を専攻していた、完全な文系出身です。
入社時はプログラミングもAWSもまったく未経験で、IT業界に飛び込むこと自体が大きな挑戦でした。
入社後の研修で初めてAWSに触れ、クラウドの世界に興味を持ちました!
ただ、配属後の業務ではCMSの維持管理が中心で、AWSを使う機会はほとんどありません。
AWS認定資格の取得に先立ち、基本情報技術者、応用情報技術者、情報処理安全確保支援士を取得しています。
新卒1年目で受験した資格については、以前のブログにまとめていますので、ぜひご覧ください!
tech.nri-net.com
資格取得のモチベーション
アプリケーションエンジニアである私がAWS全冠を目指し、モチベーションを維持できた理由は主に4つあります。
キャリア目標の実現
将来的には、顧客の課題に合わせた技術提案ができるエンジニアになりたいと思っています!
そのためには、弊社の事業領域を広く理解する必要があると考え、まずはAWSの知識を網羅的に身につけることを目指しました。
IT知識の底上げ
文系出身かつIT未経験という背景から、知識面でのハンデを感じていました。
知識の不足を埋めるために、資格取得を通じて体系的に学ぶことを選びました。
AWSはサービス数も多く、資格ごとに異なる視点から学べるため、非常に効率的な学習手段でした。
同期からの刺激
同期の存在も大きなモチベーションでした。
日報で資格合格の報告があるたびに、「自分も負けずに頑張ろう!」という気持ちになれました。
ちなみに、明日のブログを書く桑野さんも1年目でAWS全冠を達成しています!
桑野さんの頑張りには、とても刺激を受けました!
全冠への憧れ
入社前にネットコムのことを調べていた際、AWSに強みを持っていることや、全冠保持者が多くいることを知りました。
「いつか自分もその仲間入りをしたい」という憧れが、挑戦のきっかけになりました。
取得スケジュール
私は約半年で、12個のAWS認定資格を取得しました!
以下の図に、取得スケジュールをまとめています。
最初の資格(Cloud Practitioner)は2024年7月の研修で受験。
その後、秋から本格的にAWSの勉強を始め、5か月で残りの11資格を取得しました。
特に2~3月は、All AWS Certifications Engineersの申し込み期限が迫っていたため、1か月で6資格を受験するというハードスケジュールに。
資格取得が楽しい私でも、この時期はさすがに精神的にしんどかったです…。
以下の表に、取得日・スコア・個人的な難易度をまとめています。
取得順 | 資格名 | 取得日 | スコア | 個人的な難易度 |
---|---|---|---|---|
1 | AWS Certified Cloud Practitioner (CLF) | 2024/07/12 | 754 | ★★☆☆☆ |
2 | AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) | 2024/11/23 | 810 | ★★★☆☆ |
3 | AWS Certified Developer - Associate (DVA) | 2024/12/09 | 830 | ★★★☆☆ |
4 | AWS Certified Data Engineer - Associate (DEA) | 2024/12/16 | 886 | ★★☆☆☆ |
5 | AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA) | 2025/01/11 | 758 | ★★★★☆ |
6 | AWS Certified AI Practitioner (AIF) | 2025/01/20 | 911 | ★☆☆☆☆ |
7 | AWS Certified Security - Specialty (SCS) | 2025/02/14 | 839 | ★★★☆☆ |
8 | AWS Certified Machine Learning - Specialty (MLS) | 2025/02/17 | 868 | ★★★☆☆ |
9 | AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP) | 2025/03/08 | 811 | ★★★★☆ |
10 | AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate (MLA) | 2025/03/10 | 901 | ★★★☆☆ |
11 | AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP) | 2025/03/11 | 893 | ★★★★★ |
12 | AWS Certified Advanced Networking - Specialty (ANS) | 2025/03/20 | 819 | ★★★★★ |
詳しい勉強方法については、本記事では割愛させていただきます。
Cloud PractitionerからAI Practitionerまでの受験記録については、前回のブログにまとめていますのでご参照ください!
IT業界に内定してから受験した資格11個についてまとめてみた - NRIネットコムBlog
それ以降に受験した資格も、基本的には同じようなスタイルで勉強を進めています。
ですので、前回の記事が全体の学習の流れをつかんでいただく参考になるかと思います!
試験を通して得られたもの
AWS認定資格の取得を通して、以下のような成果が得られました。
AWSの基礎知識
主要サービスの概要や活用方法を体系的に学べたことで、クラウドの全体像がつかめるようになりました!
特に、IAMやVPC、S3などの基本サービスは、どの資格でも繰り返し登場するため、自然と理解が深まりました。
ベストプラクティスの理解
クラウドアーキテクチャの設計における基本的な考え方(冗長構成、スナップショット、スケーラビリティなど)を学べたことで、業務でも応用できる知識が増えました。
資格勉強を通じて、セキュリティやコスト最適化の視点も身についたのは大きな収穫です。
周囲へのアピール
全冠を達成したことで、社内で「AWSに意欲がある人」と認識され、勉強会や研修などのお声がけをいただく機会が増えました!
資格がきっかけで、AWSに触れる機会が広がったのはとてもありがたいです。
SWAG(副賞)
AWS Summitでは、全冠達成者としてゴールデンジャケット、小さい盾、ケーブルバンドをいただきました。
こうした副賞は、達成感を目に見える形で実感できるので、非常に嬉しかったです!
今後の展望
AWS全冠はゴールではなく、私にとってはスタートです。
今後は以下の2つの軸で、さらにスキルアップを目指していきます!
資格の幅を広げる
現在、情報処理技術者試験とGoogle Cloudの資格をそれぞれ3つずつ取得しています。
次はこれらのコンプリートを目指し、クラウドに限らず幅広い技術領域を学んでいきたいです!
特にGoogle Cloudは、AWSとは異なる設計思想やサービスがあるため、比較しながら学ぶのが楽しいです。
個人開発と技術ブログ
最近は、Amazon Q CLIを使って簡単なゲームを開発したりしています。
一定の資格取得を終えたことから、今後はこうした「手を動かす学び」を増やしていきたいと思っています。
また「開発して終わり」ではなく、その内容を技術ブログとしてアウトプットすることも目標です。
今年中に最低1本は開発にもとづく技術ブログを書き、社内外に幅広く発信していきたいと考えています!
さいごに
この記事では、私がAWS全冠を目指した理由、そして得られた学びについてまとめました。
資格取得はあくまで手段であり、目的は「技術を通じて価値を届けること」だと思っています。
これからも、資格・開発・発信の3軸で成長を続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事に興味を持っていただいた方が、一緒に資格取得を目指していただけると嬉しいです!