本記事は
初夏のAWSアワードエンジニア祭り
3日目の記事です。
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こんにちは、上野です。
AWSアワード受賞者が対象のウィークということで、目玉のアワードであるAWS Top Engineersについて書きます。
2019年に始まった制度で、私自身は2020年からAWS Ambassadorsと同時表彰という形で4回AWS Top Engineersに選ばれています。
今年2023年は幕張で開催されたAWS Summit現地での発表もあり、かなり盛り上がっていましたね。制度の知名度もかなり上がってきているように感じます。知名度の向上に合わせて、社内外含めて「AWS Top Engineersになりたい!」という声を多く聞くようになりました。これ自体はとても素晴らしいのですが、私が思うのはAWS Top Engineersはきっかけでゴールではないというところです。このへんについて私個人の意見を書いていきます。
AWS Top Engineersの定義
改めて、AWS Top Engineersとは何なのか、公式クライテリアの情報を見てみます。
特定の AWS 認定資格を持ち、会社を超えてパブリックに技術力を発揮した活動を行っている方、または技術力を発揮したその他の重要な活動や成果がある方を、AWS Top Engineers として、AWS Japan が審査し選出しています。
ふむふむ。高い技術力、そこから生まれる活動と成果、それを社外・パブリックで発揮している方ですね。
AWS Top Engineersの効果
振り返ってみると以下のような効果があると思います。
- 業務内外でAWSに触れる機会が増え、たくさん学びたくさん構築できるようになる
- レベルの高いAWS技術者の方と交流できる
- 「あなたはTop Engineer」という良い意味のプレッシャーがかかり、より良い品質を目指すようになる
- 会社、個人の知名度が上がり自社のビジネスに貢献できる
- AWSロゴが入ったパーカーがたくさんもらえる
それぞれ大小はありますが、どれも私が実際に感じている効果です。パーカーはもう十分すぎるくらいにもらいましたw。
自分はどうだったのか
自分はAWSを業務でたくさん使えるようになりたいというのが最初の目的で、今も同じです。
私は2018年頃まではオンプレミスを中心としたインフラエンジニアをやっていました。そんな中AWS re:Inventに連れて行ってもらって、「AWSを仕事にできたら絶対楽しい、やるっきゃない」と感じました。が、やりたいと言ってそう簡単に仕事内容を変えれるわけではありません。
まずは社内で「コイツAWSデキル」という存在なるため、当時はまだ人数も少なかったAWS認定資格に目を付け、1年ほどで全資格を取得しました。そこから社内で徐々にAWSキャラを築いていき、社内イベントなどでも喋るようになりました。当時からAmbassadorだった佐々木さんの影響もあって、社外で喋ることにも興味を持ち、JAWS登壇デビューしたり、最初のAWS本執筆もしたりしました。
そんな活動の中で「もしかしたらTop Engineerになれるかもしれない・・!」という気持ちになり、応募して2020年に初選出いただきました。(もう3年も経っていて懐かしいです)
当初の目的である「AWSを業務でたくさん使う」はもちろん叶って、2019年ごろから業務はAWS漬けになりました。また、自分がAWSやクラウドを業務でやるためには会社としてAWSの案件をたくさん獲得する必要があります。そのため、NRIネットコムのAWSリードとして、AWS Top Engineersなどの仕組みを活かし、どうイケてるクラウド案件を増やせるのか?と言ったところも考え活動するようになりました。自分が手をあげてアピールしたら、それなりに自由に活動できる部分はNRIネットコムの良さだと思っています。
長くなりましたが、私は自分がAWS案件をたくさんやりたい、やりたいことをするために案件を取れるように活動する、その結果NRIネットコムのビジネスが拡大する。AWS Top EngineersやAWS Ambassadorsになるとそのきっかけが作りやすい。こういった意志もあって今も継続活動、応募しています。
実際になってみて
自分がAWSをやりたくて応募したAWS Top Engineersですが、実際になってみてすごく良いなぁと思っているのが他社のAWSスペシャリストとの交流です。もちろんスペシャリストが持っている技術の話を聞けるという部分もありますが、一番嬉しいのは技術、AWSへの熱量をもらえるというところです。
当たり前ですがみんなAWSが大好きな人で、AWSパートナーという立場で同じような悩みも持ち、どう技術を身につけるか、ビジネスを拡大できるかと言った部分で活動、活躍されている方々です。こういった方々の熱量は自分にも伝わり、刺激になりやる気が出ます。特に昨年シアトルで開催されたAWS Ambassador Global Summitでは海外のAmbassador含め色々な話ができてとても刺激になりました。
スペシャリストとの交流、そこからもらえるモチベーションという点ですね。
さいごに
目的はAWSをたくさんやりたい、実際なって良かったのはスペシャリストとの交流、でしたが実はこれAWS Top Engineersにならなくてもできる部分はたくさんあります。なので、やっぱりAWS Top Engineersは自分が進みたい道へのきっかけだったり通り道だったりするのかなと考えています。
これから目指す方、あなたはなぜAWS Top Engineersを目指しますか?なったらどんな活動をしたいですか?
といったところを既になっている方も含め色々な人に聞いてみたいですね。
- 自分のキャリアUP
- 自社のビジネス貢献
- 技術を極めるために限定セミナーやスペシャリストとの交流会に参加する
- コミュニティが好きなので、スペシャリストとの交流を深める
- グローバルな活動も行うためにAWS Ambassadorsを目指す
など、色々あると思いますので色んな思いを持った人が加わるととさらに盛り上がって良いのかなと考えています!