ozawaです。初海外の飛行機内では横にワンちゃん、後ろでキッズ達がエキサイトしていたおかげでゼロ睡眠で渡米できました。ありがとうございます。 時差ボケがなおる気配がありません。
Google Cloud Next'25
Google Cloud が開催するカンファレンスイベントで、昨年同様、今年もアメリカはラスベガスのMandalay Bay Convention Center で開催されています。
4/8-4/11までの4日間開催され、4/9はDay 1 になります。(4/8はPre-Event)
現地会場の様子
当日は朝7時ごろにKeynote待機列に並び、7:30頃から入場が始まりました。これくらいに並ぶとアリーナ席には座れそうです。

入場時は手荷物検査があります。会場には下記のような注意書きが置かれてありました。

アリーナ席からだとこんな感じ、Kurianの顔かたちは見えました。

コーヒーが主食の方にはありがたい、スタバの案内看板も置いてありました。

Opening Keynote
Day 1は 09:00 AM、Opening Keynoteを皮切りに始まります。
Google Cloud CEO、Thomas Kurian氏を筆頭に各種部門代表者も登壇し、サービスアップデートの紹介や事例紹介が発表されました。
冒頭にGoogle CEOであるSundar Pichai氏も登壇し、会場は盛り上がりを見せていました。
Opening Keynoteの動画は下記にも公開されているようですので、詳細はこちらをご覧いただければ幸いです。
Keynote トピックス
個人的に気になったトピックを下記にまとめてみました。
Agent Development KitをOSSで公開 / Agent2Agent Protocol の発表
Keynote当日の現地時間早朝にも情報が公開されていました。
Agent2Agent ProtocolはGoogle版MCPというような位置付けなのかな?とこれを聞いて感じましたが、こちらについてはまだまだ勉強が必要だなと感じました。
第7世代TPU、IronWood を発表
演算処理性能が42.5 ExaFROPSという従来モデルよりもかなり高性能なTPUのようです。この話が出た時に後ろにいたおじさんが「Hoo!」と興奮していました。
Google Agentspaceを発表
AIエージェントをGUI上で構築できる新サービスが発表されました。
Keynoteでは実際にデモが行われていました。具体的には、チャット形式でAIに「Kurian(CEO)に来週アポをとるメールを作って」のようなプロンプトを入力すると、要望に準じたメールフォーマットが提案され、そのままシームレスにOutlookで送信できる、といった内容でした。
正直AI初心者感が抜けない私でも、エージェントの有用性とそれを構築するプラットフォームでの操作が割と直感的で簡単そうに思えたので、これが現場でも使えるようになると魅力的だなーと思いました。
今後に向けて、データストアの拡張性と提供サービスが増えれば、AIエージェント界隈においてゲームチェンジャーになるのかな?と素人ながら考えていました。また、Chromeへの組み込みも今後導入されるようです。
Google Unified Securityを発表
Googleのセキュリティサービスを包括的に管理できる新サービスが発表されました。AWSでいうSecurity Hubのような位置付けなのかな?と思いました。
こちらもデモが行われていました。コンソール上でのインシデントレポートを基に実際に各種サービスと連携する様子を共有されていました。
所感
予想はしていましたが、かなりAI要素が濃いなーという印象でした。
個人的には「Vertex AIの対象ストレージにNetAppストレージが追加されました!」の発表に一部の観衆が熱狂していたのが面白かったです。(笑)
まとめ
AI色が濃い内容でしたが、セッション系ではインフラ・セキュリティといった分野も含めて広範なコンテンツがありそうなので、2日目以降もキャッチアップしていこうと思います。
4/11まで続くCloud Nextですが、2日目/3日目の様子も随時アップしていきます! お楽しみに!!