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    3週間でAWS Certified AI Practitionerに合格~日本語だけで大丈夫!~

    はじめに

    こんにちは!新入社員の松澤武志です!
    ブログも3本目になったのでもうご存じの方もいるかもしれません(?)

    突然ですが、この度AWS Certified AI Practitionerに合格することができました!
    ただ、2024年12月現在、日本語の教材が少なく、どう勉強すればよいかがわからず、試行錯誤をしてきました。 そんな中で私がどうやって合格したのか、その勉強方法をご紹介します!

    AWS Certified AI Practitionerとは?

    AWS Certified AI Practitioner(以下AIF)に関する概要は下記サイトに記載されています!

    aws.amazon.com

    AWS認定資格のうちの一つで、生成AI、機械学習に関する基礎的な概念について、またAWSの生成AIや機械学習にまつわるサービスに関する知識が問われます!上記AWS公式サイトで紹介されるAIFの概要について記載します。

    項目 説明
    レベル Foundational
    試験時間 90分
    試験形態 65問(採点されるのは50問)
    合格スコア 700点(100点~1000点)
    受験対象 AWS の AI/ML テクノロジーを使用するソリューションを熟知してはいるが、
    必ずしも構築するわけではないという個人

    受験対象が必ずしも構築するわけではない個人ということで、生成AIに関するサービスに触ったことがない方にもおすすめです!

    私のスキルレベル

    まず初めに、私が受験前にどの程度のスキルレベルだったのかをお伝えします。

    • アプリケーションエンジニアで普段Javaでプログラミングをしており、業務でAWS はほぼ使っておりません!
      • 業務で触れるのはS3、IAMぐらいです…
      • SageMaker、Bedrockなんてものは聞いたこともありませんでした
      • もちろん業務では機械学習に全く触れていません!!
    • 生成AIに関しての知識を大学で学んでいたわけではないです。
    • 生態学系の研究室出身で、修士論文でランダムフォレスト等の機械学習を用いたことがあります。
      • python sklearnあたりはかなり使用していました。Anaconda、Pandasにはとてもお世話になりました
      • 他の学生はベイズ統計学や、CNN(畳み込みニューラルネットワーク)等を用いていました。モデル作るのには慣れています

    ということで、機械学習に関しては多少触ったことがある程度です。もし全く触ったことがない方が受験する場合は、G検定等のテキスト等を手に取って、機械学習や生成AIの基礎を勉強するとよいかもしれません。


    勉強方法

    AIFを受けるにあたって、私自身もいろいろ教材を調べましたが、受験を決めた2024年12月現在だと全然教材がないんですよね…いろいろなサイトをあさったところ、AWS公式のSkill Builderをお勧めされることが多かったです。

    Skill Builderももちろんおすすめですが、日本語に対応していなかったり、サブスクリプション課金しなければいけないものがあったりするので、教材として活用するのには苦労しそうな印象です。

    そこで実際Skill Builderに加えて、お金のかからないかつ日本語の範囲で取り組める勉強方法をご紹介します!

    AWS公式で試験の概要を理解しよう!

    AWS公式から無料で取り組める資料や教材としては、主に以下3つが挙げられます。

    もちろん受験のためには、利用したほうがよい教材ではありますが、無料かつ日本語の教材がまだ揃っていないので、私はExam Prep Official Practice Question Setしか受けていません…

    そこで、なにか、なにか無料で受けれる都合が良い教材はないのか!と探しまくりました。

    機械学習にまつわる概念及びAWSをインプットしよう!

    勉強をする際に大事なのは、皆さんご存じインプットとアウトプットです。インプットをどうするか、他の試験なら参考書などあると思いますが、AIFはまだ出そろっていません。

    そこでお勧めしたいのが、弊社の小西さんの下記ブログです!

    tech.nri-net.com

    はじめ見たとき驚きました。網羅されている単語の量がとてつもな過ぎました。 題名の通り、AIFとMLAに頻出する単語を網羅しているので、AIFに限っては全て覚えなくても対応できるように思います。

    単語の内容を詳しく記載はしていないので、私はわからない単語はネットでググりながら知識を深めました。

    Udemyの模擬試験でアウトプットしよう!

    AIFの最大の問題点はアウトプットするための問題集が全然ないことです。
    そこで、若干お金を払うことになりますが、私はこちらの講座をお勧めします。

    www.udemy.com

    こちらの講座では名前の通り模擬試験4回分と補足問題80題がついてきます。 日本語の問題集があまりない中、こちらの試験では本番形式で解くことができました。 若干出題範囲外の問題も含まれていますが、こちらの試験で8割程度安定してとることができれば本番の試験でも問題ないと感じました。私は念のため9割解ける状態で試験に挑みました。


    (番外編)Notionを使おう!

    皆さん、インプットを行うときにどういったツールを使用してますでしょうか? 通常の紙のノートを使用したり、Wordやmarkdownでメモを書いたり、そもそもアウトプット全振りでインプットをしていない人もいるかもしれません。 そんな皆さんに私はNotionを使用することを提案します!

    www.notion.com

    エンジニアの方はもうご存じの方が多いと思いますが、 Notionは簡単に言うと、なんでもできる文書管理ツールです。本当に自由度が高く何でもできてしまいます(実は個人的に自炊記録を作ったり旅行計画を立てたりと、プライベートで大活躍しています)。 今回は私がどうやって勉強しているのかという点にフォーカスしてNotionをご紹介していきます!

    実際に使用した方法

    私は、基本的な使い方としては単語について色々調べたことを下記の画像のようにデータベース化して管理しました。

    理解度を「1:いっちょんわからん」「2:まあまあ」「3:完全に理解した!」の3段階に分けてステータスを管理しています。
    ※「いっちょんわからん」は「全く理解していない」という意味で個人的に利用しています。

    文書1つ1つは下記の画像のようにまとめています。下記画像はRAGに関して調べた知見をまとめています。

    参考になるサイトのURLをブックマークし、その単語の概要を記載するといった流れで記載しています。

    Notionのメリット

    ここで感じたNotionのメリットは以下の通りです!

    • マークダウン形式であるのに加えて、色を変えたりなどの拡張性が高く、可読性が高くなります
    • 文書のステータスを管理できます
      • 理解度、最終学習日といったプロパティを設定することができます
      • セレクト形式でステータスを設定できます
    • データベースなので、リレーションが使えます
    • 参考となるサイトのブックマークを作成できます
    • PCで入力して、朝通勤でスマホのアプリで復習といった使い方もできます

    このような感じでとても便利なツールだと感じています!

    Notionのデメリット

    個人的にNotionが物足りないと感じているのは、やはり文書管理ツールであるために、フリーハンドで文字を書くことができない点です。 図で理解したい時などは使いづらいので他のノート系ツールを使用することをお勧めします。

    とはいえ、自分が調べて得た知見をまとめることができ、オリジナルのデータベースを作成できるという点でとても有意義なツールです!


    最後に

    実は私、一回落ちています。
    機械学習に関しての知識は大学で触れ、Exam Prep Official Practice Question Setを受けた限りだと初見で6割取れたので、「案外行けるのでは?」 と感じてしまいました。しかし当日おなかを壊し、不十分な対策で挑んだ結果、655点で無事に落ちました…皆さんは私みたいに慢心せずに、入念な準備をして試験に臨んでいただきたいです!

    2025年2月15日まで、再受験無料キャンペーンを行っています!

    pages.awscloud.com

    2025年2月15日までに合格すると、early adopterのバッジがもらえます!
    受験するなら早めがおすすめです!

    これから、生成AIが浸透する時代になってきます。皆さんも是非受けてみてください!

    執筆者 松澤武志

    2025 Japan AWS Jr. Champion
    趣味でAWSをいじるネイティブアプリエンジニア(.NET/C#/Java/Angular)

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