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    【就活失敗談】内定式ギリギリまで迷った私が、入社1年目の今「キャリアの軸」について思うこと

    はじめに

    就職・転職活動をされている皆さん!

    今持っているその「就活の軸」、本当に「本音」ですか?

    あけましておめでとうございます。入社1年目の西元です。

    皆さんは去年の振り返りや今年の目標立てを行いましたか? 新年を迎え、ご自身のキャリアを見直した方も多いのではないでしょうか。

    今回は、入社後の今だからこそ言える、 内定式ギリギリまで会社を決められなかった私の「就活失敗談」と、 働き始めてから気づいた「キャリアの選び方」についてお話ししたいと思います。

    これから就職活動をされる方を中心に、いち社会人1年目としてお伝えできることを書きました。 ぜひ最後までお付き合いください。

    9月ギリギリまで内々定を3社持っていた話

    今だから話せる失敗談。 それは内定式ギリギリまで入社する会社を決められなかったことです。

    「ネットコム(現在)」、「外資IT」、「内装デザイン系」の3社で、本当に悩んでいました。

    ・ネットコム 安定! 福利厚生が手厚い! キャリア選択の幅が広い!
    ・外資IT 給与が高い! 六本木ヒルズ勤務! 「外資」かっこいい!笑
    ・内装デザイン やりたいことに近い ⇔ でも給与は低いし、土日休みじゃない…

    お恥ずかしい話、すべての内定者懇親会に顔を出したりもしていました。 (人事担当の方、本当に申し訳ありません…推奨はしません…)

    給料・待遇をとるか、やりたいことをとるか。 頭では合理性を求めながら、心ではワクワクする仕事を選びたい。

    この葛藤が最後まで消えませんでした。

    なぜ選択にこれほど苦労したのか。

    それは、「本音の就活の軸」がなかったからだと思っています。

    • どこで、誰と、どんな時に、何をしていると幸せなのか?
    • なぜ、それを幸せと思うのか?

    こうした自己分析に基づいた軸がなく、 「内定が出そろってから考えればいい」という安直な思考でした。 その結果、情報過多な就活市場において「他人軸」に流されてしまったのです。

    「年収ランキング」「ホワイト企業ランキング」「勝ち組企業一覧」「これから求められるスキルランキング」……。

    これらはすべて他人の尺度です。年収がいくらあれば満足か、どんな環境が働きやすいかは人それぞれ。 成長企業が自分の価値観と合うとも限りません。

    一番大切なことは、「自分にとっての価値観」を明確にすること。 これさえあれば、もっと早く、納得感のある選択ができたはずだと痛感しています。

    私がネットコムを選んだ理由

    では、最終的になぜ私がネットコムを選んだのか。 住宅手当など福利厚生もありますが、 一番の決め手は 「キャリア選択の幅広さ」でした。

    就活の軸が定まりきっていなかった私にとって、ネットコムが持つ4つの主要事業は非常に魅力的に映りました。

    1. Webソリューション事業
    様々な業種に向けた、Webを活用した業務システムの設計・開発・運用
    ⇒ いわゆる「アプリ側」の開発スキル
    2. Webクリエイティブ事業
    Web戦略立案から UX/UI設計、Webサイト構築・運用
    「デザイン」やフロントエンドのスキル
    3. デジタルマーケティング事業
    Googleアナリティクスなどテクノロジーを活用したマーケティング戦略
    「Webマーケティング」のスキル
    4. クラウドソリューション事業
    AWS等クラウドを活用したシステム・インフラ環境の構築・運用支援
    「基盤(インフラ)側」のスキル

    このように、「アプリ・インフラ・デザイン・マーケティング」という、Webに関わるほぼすべての領域が1社の中に存在しています。

    「ここなら、入社してから様々な専門性を身につけられ、キャリアの正解を見つけられそうだ」と感じたのが、最後のひと押しになりました。

    働き始めた今だから思うこと

    実際に社会人として働き始めて、痛感していることが2つあります。

    1. お金・好待遇以上に、働く上で大切なこと

    学生時代の私は、「ブラックでも給料がよければいい」「平日しんどくても土日に豪遊できればいい」などと考えていました。 (お恥ずかしい限り…)

    しかし、実際に働き始めて、 「お金や好待遇だけでは、働くモチベーションは維持しにくい」ということに気づきました。

    私はもともと海外旅行が大好きで、移動することや現地の人との会話にワクワクを感じるタイプでした。 一方、現在の業務は自席でじっくり取り組む作業が多く、対面の会話も少なめです。 恵まれた環境ではあるのですが、ふとした瞬間に「自分の心が躍っているか?」と問うと、少し言葉に詰まる瞬間がありました。

    だからこそ、私はこの会社を選んでよかったと改めて思っています。

    前述した通り、当社にはアプリ、デザイン、マーケ、インフラと幅広い事業領域があります。 「今の業務でどうやってワクワクを見つけるか」を工夫することもできますし、もし別の領域に興味が湧けば、社内でキャリアチェンジを目指すこともできます。

    「お金のために」 ではなく、 「自分の人生を充実させるために、この環境を使い倒す」。 今はこのようなマインドセットに切り替えて仕事に向き合っています。

    2. 「好きなこと」をしている人には敵わない

    IT業界に入って驚いたのは、「技術オタク」 と呼べるような人たちの存在です。

    彼らはとにかく技術が好き。家でもすきあらば開発を行い、新しい技術を触ることを心から楽しんでいます。

    「昇格に必要だから」「業務だから」と割り切って勉強している間は、この圧倒的な熱量を持つ人たちには敵わないな、と感じさせられます。 資格勉強をしていても、「やらされ仕事」の感覚ではなかなか身に入りません。

    「自分が普段から自然としてしまうこと」「負荷をかけずともできてしまうこと」。 それが、あなたの興味関心や得意領域を探すヒントです。

    これから就活をする皆さんには、ぜひその「好き」を追求できる選択をしてほしいと思います。

    「自分のキャリアには自分で責任を持つ」

    そんな葛藤の中にいる私ですが、ある先輩(元NRIの大先輩)から頂いた言葉を胸に刻んでいます。

    「自分のキャリアには自分で責任を持つこと。
     他責にした瞬間、そのキャリアは終わる」

    納得して就活を終えても、配属ギャップや入社後の違和感はあるかもしれません。 運やタイミングに左右されることもあります。

    しかし、「会社が悪い」「環境が悪い」と他責にしている間は、何も状況は変わりません。

    自分が何が好きで、どこを目指したいのかが明確であれば、たとえ今は遠回りをしていても、望むキャリアへ近づくための行動を起こせるはずです。

    私もまだ道半ばですが、この言葉を胸に、置かれた場所で何ができるか、あるいは自分が本当に輝ける場所へどう近づくか、自分でハンドルを握り続けたいと思います。

    終わりに

    私が皆さんに伝えたいことは、以下の3点です。

    1. 自分の価値観に沿った「本音の軸」を持つこと
    2. 自分の「好き」「興味関心」を追求すること
    3. 自分のキャリアには「自分で責任を持つ」こと

    皆さんが納得感のある就職活動ができるよう、私の失敗談が少しでも参考になれば幸いです。

    自分の人生、自分でハンドルを握って運転していきましょう。

    執筆者:西元彬人 システムエンジニア