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システム運用と子育ての共通点

本記事は  子育てウィーク  3日目の記事です。
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こんにちは、山澤です。

第1子の育休から復帰してから10年ほど経ちました。
10年ほど仕事と子育てをする日々を過ごしてみて、なんとなく思い当たったことを書いてみます。

簡単に自己紹介

入社以来、SEとしてWEBアプリケーションの運用・維持保守、 案件管理(スケジュールや進捗管理)を担当している 普通(?)のシステムエンジニアです。

家族は、夫、第1子(小学生)、第2子(未就学児)の4人です。
双方の実家は遠く、基本は2人で子育てしています。

子育てとシステム運用って似てるかも?

育休復帰明け当初は仕事と家庭(子育て)は全然別物としてとらえていましたが、 ここ最近は、システム運用と子育てって共通点あるんじゃない?と思っています。

システム運用はチームで対応していますが、 メンバー構成は違えど子育てにもチームがあって、 みんなで協力してシステム/子供を育てているということです。

緊急対応は仕事も子育てもある

私が担当するシステムでは、WEBアプリケーションをリリースすると運用を開始します。
リリースしたものは手を離れ、次の追加要望や案件の開発へと進みます。

しかし、ある日「突然」

  • 想定外のエラー発生
  • システムが停止した

とシステムの不調を知らせる電話やメールが飛んできます。
そうなると、予定していたタスクや次の案件遂行はSTOP。
ログを調査したり、処理を再度実行したり、リスケを行いと緊急対応が発生します。

子育ても同じで、ある日「突然」問題が起こります。
例えば、以下のようなものです。

  • 子供が発熱した
  • 小学校や保育園から呼び出しが来る(待ったなし)

お迎え要請を受けたら、対応中の仕事を止めて調整を行い、子供を迎えにいき、病院を予約・連れて行ったりと、緊急対応が必要になります。

対処方法も共通

緊急対応の対処方法も共通していると思います。

システムの場合は、エラーを検知したときの関係者への連絡先の取り決めや ログの調査方法や操作手順を事前にチーム内ですり合わせておく。 長時間になるなら、交代制にする。

子育ての場合は、子供の体調不良時に連絡する先を一覧にし、
他の子供の世話をどうするか、病院の診察券・予約方法をまとめておく。
事前に情報共有しておく。 長期戦になるなら、外注含めた体制の確保する、とかとか。

両方とも、「突然」起きる問題を対処するには、事前の情報共有、周りの協力、体制確保がいりますよね。

仕事も子育ても一つにつながっている

子育て開始当初は私の中で仕事とプライベートの間にはっきり境界線を引いていました。
でも10年両方してみると、両方が密接に絡んで1個の軸に乗っているような感覚です。

仕事で休日出勤する場合は、子育てメンバーの私は休みですし、 営業日に子育てタスクが入れば、仕事メンバーの私は休みになるわけで、切り離せません。

仕事と子育てチームを兼任しているメンバーであるからこそ、 両方の共通点を見つけて、両方に応用しながら活かしていきたいなぁと思っています。

執筆者:山澤つかさ 何の変哲もないシステムエンジニア