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    オンプレ・AWSメインだったインフラエンジニアがGoogle Cloudを学ぶのに役立ったウェブサイト、本

    本記事は  執筆デビューWeek  12日目の記事です。
    ✨  11日目  ▶▶ 本記事 ▶▶  13日目  🔰

    自己紹介

    はじめまして! クラウド事業推進部の小野内と申します。今年5月にキャリア入社してから早半年以上が経ちました。

    入社以降、AWS、Google Cloud メインのデータ分析基盤の開発・運用に関わっております。 前職では、AWSメインのインフラエンジニアとして、基幹システムのインフラ運用保守をメイン(AzureやGoogle Cloudも少々)で担当しておりました。

    本記事では、Google Cloud を1から学ぶのに役立ったウェブサイト、本を紹介いたします。

    学習当初のレベル

    • AWSアソシエイト3資格取得程度
    • オンプレミス(サーバインフラ寄り)経験6年程度
    • AWS経験2年程度

    参考ウェブサイト

    • Google Cloud 公式ドキュメント  AWS や Azure サービスと Google Cloud を比較する cloud.google.com

    一番初めに読みました。 AWSのサービスと比較して、サービス名称と役割を紐づけて覚えていきました。 例えば、AWSでいうところのEC2は、Google Cloud でいうとGCE(Google Compute Engineにあたる等)を比較していくことで、 一からサービス名や内容を覚えるより学習時間を短縮できます。今でも一番閲覧することが多いサイトです。

    • Google Cloud Platform User Group(GCPUG)ブログ medium.com

    「Google Cloud Platform User Group(GCPUG)」が運営しているブログです。 公式ドキュメントを見てわからなかったところ、書籍を読んで深堀したいことは、このブログの記事を参考にしました。

    参考書籍

    書籍としては一番最初に読みました。特定サービスの細かい仕様を理解するのに役立ちました。 AWSのVPCと、Google Cloud のVPCでは、前者はリージョン単位で作成、後者はリージョンまたぎで作成が可能という細かいところで仕様の違いがありますが、 AWSサービスと比較して、Google Cloud のサービスを覚えた後は、少し深堀して、細かい仕様の理解に努めました。

    主要サービスを図解して解説しています。ドキュメントを読むだけでは理解しにくいところは、本書を読んで理解しました。 特にGKE(Google Kubernetes Engine)を図解しているページはコンテナ、ポッド、ノード、クラウド、それぞれの関係性を理解する上でかなり参考になりました。 2冊目として読んだ書籍なのですが、順番としては、「Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド」より前に読むのが、オススメです。

    入社以降、読む機会が増えました。内容は、データ分析サービスに特化しております。 Google Cloud の特定サービスを学ぶだけでなく、ETL/ELT、データレイク等、データ分析を学ぶ上で重要な用語についても説明がある為、理解の助けになりました。

    まとめ ~Google Cloud を学んでみて~

    学習後は、Google Cloud の資格である、Associate Cloud Engineer の資格を取得することができました。 Google Cloud は他のパブリッククラウドと比較して類似するサービスが多い為、AWSを学んでいれば、学習しやすい印象を受けました。 今後は、Professional Data EngineerやProfessional Cloud Architect等の上位資格にチャレンジしていきたい所存です。

    執筆者:小野内 貴啓

    LinkedIn

    2022年キャリア入社。猫好きのデータエンジニア(インフラエンジニア)です。
    ユーザ系SIerや独立系SIerでオンプレ・AWSメインのインフラ運用保守エンジニアを経て現職。
    Google Cloud+AWSインフラ担当。