
こんにちは小山です。
保護猫カフェに行って猫アレルギーを発症しました。
この記事で伝えたいことと想定読者
さて本日は、エンジニアが直面する「自己研鑽」「成長」というテーマについて話します。
「エンジニアはプライベートな時間もある程度は自己研鑽に充てるべき」という空気がなんとなくありますが、「それは何故か?」という問いに対する答えは人によってバラバラであると感じます。
この問いに対する自分なりの考えを書いていこうと思います。
想定読者
「自己研鑽、やった方がいいんだろうけどなにをしたらいいんだろう」「なんで成長しないとだめなのかなあ」と漠然と感じている若手エンジニアです。
(IT業界は「面白いから」という理由で公私関係なくインプット・アウトプットをする人が多くいますが、そうではない人向け。)
1. 大前提:「学ばない」という選択も、一つの正解
最初に伝えたいのは、「業務外で自己研鑽をしていない = 悪いこと」では決してない、ということです。
毎日業務を完遂することで社会人として必要なタスクを実行しているわけですから、プライベートの時間をどう使うかは個人の自由であり、休息や趣味を優先しても何ら問題ありません。
ただ、ITの世界は日進月歩のスピードで様々な物事が進んでいきます。
生成AIの台頭により、この流れは近年さらに顕著になりました。
そのため現状維持で止まっていると、相対的に自分の技術的な立ち位置は少しずつ下がってしまいます。
2. なぜ「自己研鑽」が必要なのか:2つの理由
2.1市場とロールは、必ず変化する
「今いる会社(案件)に10年先もいますか?」
この質問に即答できる人は、ほとんどいないでしょう。
売り手市場が続き、働き方も多様化している中で人材の流動性は高まり、転職・独立を経験するのが当たり前の時代です。
また、仮に現職にずっといるとしても、年次や案件・その他の要因で求められるスキルやロールは変わります。

AIの進化やビジネスの変化によってロールが消滅、あるいは新たに生まれることもあり得ます。
つまり 「いまの環境と役割がずっと続く可能性は限りなく低い」といえます。 だからこそ、特定の環境に依存しないスキルを持つことが重要です。
2.2キャリアにレバレッジを
資格や汎用的な知識の学習をしていると、業務とは直接紐づかない分野についても知る機会があります。
これは、今すぐに必要とされる知識やスキルでなくても、今後のキャリアに複利的に良い効果をもたらします。
例えば、転職や異動・新たな案件への参画など今までと違う環境に飛び込む際に、
全く事前知識なしに行くか、それとも机上であっても知識を持っているかでは大きな違いがあります。
また、自身のキャリアプランを考えたときにより高い解像度で「何を目指したいのか」「何が足りないのか」が描けるようになります。

3. 猫の視点に学ぶ「高い場所」を目指す意味
ところで、猫が高いところに登る理由を知っていますか?
彼らは誰かに命令されて登っているわけではありません。
「高いところにいた方が、広い範囲を見渡せて、危険をいち早く察知でき、自分にとって一番快適な場所を見つけられる」ことを知っているからです。(諸説あり)
キャリアにレバレッジをかけるという箇所でも記載しましたが、
技術力や知識を身につけることは、キャリアの選択肢を広げ、自分にとって一番良い選択肢を知る・手に入れる力を得ることと同義です。
逆説的な言い方になるかもしれませんが、最初に多少苦労してでも高いところに行く方がその後の安寧を手に入れられると言い換えることができるかもしれません。
(エンジニアという職種上ここまでやったから大丈夫、というものでもありませんが)
4. まずは「極小のステップ」から
自己研鑽の習慣ができていない状態から、いきなり大きな目標を掲げても途中でばててしまう危険があります。
少しずつ、細く長く継続することが大切です。
- 気になる技術の公式ドキュメントを1ページだけ眺める
- 誰かが書いた自動化スクリプトを、1行だけ読んでみる
- 週末の15分だけ、資格の模擬問題を解いてみる
これだけでも、積み重なれば大きな力になります。
未来の自分に対する最大の投資は、知識と経験です。
おわりに
成長は攻めでもあり守りの戦略でもあります。
そして何かを学ぶこと・知識を得ることで世界に対しての解像度が上がります。
今すぐ役に立つかどうかは、考えず気になるものや面白いところをどんどん調べていきましょう。
経験こそが宝です。
余談:猫アレルギーで涙が止まらない。