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「学び効率が最大化するインプット大全」を読んでみた

クラウド事業推進部の石倉です。

GWに気になっていたインプット・アウトプットに関する本を読んだので読み終えた感想をまとめました。
本ブログはインプットに関する本の内容で、アウトプットに関するブログは以下にまとめています。
tech.nri-net.com

書籍

www.sanctuarybooks.jp

書評

CHAPTER1 インプットの基本法則

インプットする上での大切なこと、基本的な法則について書かれています。

たとえ量が多くても右から左に流しているようなインプットは意味がないこと、量は少なくてもしっかりアウトプット前提でインプットを行うのが大切だというのが印象的でした。

CHAPTER2 科学的に記憶に残る本の読み方

「読む」インプットについて書かれています。

月10冊読んで1冊もアウトプットしないよりも月3冊読んで3冊アウトプットする方が自己成長に繋がるといった、アウトプット前提で読む「深読」が大切だというのが印象的でした。

また、「読」んで「書」くから「読書」という言葉にハッとさせられました。

CHAPTER3 学びの理解が深まる話の聞き方

「聞く」インプットについて書かれています。

「質問ができる」というのは、人の話を聞いて、自分は何がわかっていて何がわからないかを知っている、理解度が高いということ。そのため、質問ができるように話を聞くことが、集中力や注意力を高めることにつながり、理解が深まる聞き方になるというのが印象的でした。

CHAPTER4 すべてを自己成長に変えるものの見方

日々の生活の中での「見る」を中心にしたインプットについて書かれています。

たとえばテレビを見る場合でも、とりあえずテレビをつけてなんとなく見ているだけでは「ザル見」で何も記憶に残らずに時間の無駄遣いになるが、「雑談のネタを探そう」などアウトプットを意識して見れば貴重なインプット源になるという内容が印象的でした。

CHAPTER5 最短で最大効率のインターネット活用術

この章ではインプットする際のインターネットの上手な使い方が書かれています。

今の時代は大量の情報で溢れているので、正しい情報・自分に必要な情報だけをどうインプットするか、という内容が書かれています。

CHAPTER6 あらゆる能力を引き出す最強の学び方

この章では、人と会うことやコミュニティへの参加、資格取得、旅に出ることなど、様々な学びの多様性が紹介されています。

CHAPTER7 インプット力を飛躍させる方法

この章では、語呂合わせといった精緻化して覚える方法や、インプット直後にアウトプットする、といったインプット効果が高まりやすくなる工夫について書かれています。

最後に

全体を通して、ただ量だけを増やしたり受動的なインプットをするのではなく、量は少なくてもアウトプットを前提とした能動的なインプットをすることが重要であると感じました。